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「気になる子」のみかたを変える保育の土台

更新日:4 日前

~子どもの行動の奥にある「育ちの土台」を育てる~

 


近年、発達障害への理解が広がり、

保育の現場でも「気になる子」という言葉を耳にすることが増えました。

 

・お友達との距離が近すぎる

・遊んでいる中に急に入ってしまう

・手や言葉が先に出てしまう

・自分の話ばかりしてしまう

・思い通りにならないと感情が爆発

・落ち着いて座っていられない

 

そんな子どもの姿を見ると、「このまま大きくなったら人間関係で苦労しないだろうか」「今のうちに何とかしてあげたい」と心配になることもあるでしょう。

 

でも、その姿を「心配」「困り事」として見るだけではなく、

「この子は今、どんな力を育てている途中なのだろう?」

「その力を育てるために、どんな経験が必要なのだろう?」

そんな視点で見てみると、子どもの姿も、保育の関わり方も大きく変わってきます。

 

 

行動は「育ちの途中」を教えてくれるサイン


例えば、お友達との距離が近い子は、

相手との心地よい距離感や表情を感じ取る経験がまだ十分ではないのかもしれません。


感情が抑えられない子は、

自分の身体や気持ちをコントロールする力が育っている途中かもしれません。

 

遊びを壊してしまう子も

「一緒に遊びたいけれど、入り方が分からない」というサインであることがあります。

 

つまり、「気になる姿」の奥には、これから育つ力が隠れているのです

 

 


「楽しい遊び」は育ちの土台

 

神経科学の分野では

「ボトムアップ」という考え方が注目されています。

 

これまでのように「言葉で理解させる」「考え方を変える」

という働きかけだけでなく、

身体への働きかけが、脳や心の発達にも影響することが分かってきました。

 

例えば、

  • リズム遊びは、自分の身体をコンロールする力や、人と動きを合わせる力に

  • 四つ這いやバランス遊びは、姿勢や身体を安定させる力に

  • 揺れ遊びは、身体のバランス感覚を育てる力に

  • スキンシップは、安心感や自己肯定感を育てる力に

  • 呼吸を整えることは、気持ちを落ち着かせる力に繋がります。


日常、自然に子ども達と楽しんでいる「遊び」ですが、

その「遊び」の中で、子どもたちは、

目には見えない育ちの土台を少しずつ積み重ねています。


子どもの発達はそれぞれ別々に育つものではありません。

「身体」「感覚」「運動」「情緒」「認知」が、

互いに影響し合いながら育っていくのです。

 


 

認定園研修で大切にしていること


UNOKYO認定園研修では、この「育ちの土台」に着目しています。

例えば、音楽に合わせて身体を動かす活動や、リズム遊び、感覚遊び、夢中になって遊び込める環境づくり。

 

これらは、ただ楽しい活動ではありません。

身体をたくさん動かし、五感を使い、安心できる先生との関わりの中で遊ぶことで、子どもたちは少しずつ、自分の身体をコントロールする力や、人との心地よい関わり方を身につけていきます。

 

「落ち着かせる」ことが目的ではなく、落ち着ける土台を育てること。

「話を聞かせる」ことが目的ではなく、聞ける心と身体を育てること。

 

認定園研修では、こうした視点を保育の中に取り入れています。

 


 

右脳教育が育てる「見えない力」


UNOKYOが大切にしている右脳教育は、早く覚えたり、特別な才能を伸ばしたりするための教育ではありません。

見える「できた・できない」の前にある、安心感や意欲、人とのつながり、感じる力といった“見えない土台”を育てる教育です。

「教える」より「感じる」、「できるようにする」より「育つ環境をつくる」ことを大切にしています。

 

・音楽に合わせて身体を動かすこと

・自然に触れること

・色や音、リズムを楽しむこと

・夢中になって遊び込むこと

・安心できる大人との温かな関わり

 

子どもたちは、注意されて変わるのではなく、こうした豊かな体験を通して育っていきます。

 

私たち大人も「まだできない」のではなく「この経験が次につながるね」と見てもらえたら、前向きな気持ちになれるものです。

 

子どもも大人も、経験を重ねながら成長していきます。

UNOKYOは、これからも一人ひとりの「育ち」を支える教育を、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。



認定園研修「現地研修」特集!

現地研修のプログラムを行なっている保育園での様子をご紹介します!


熊本/IQキッズ保育園グループ様・現地研修 研修4年目になると、研修でやったプログラムから

どんどんアイデアが出てくるようになってます。

どんな言葉を使うと子ども達に届きやすいか、そんなことも意識して、

さらにチームワークを強化していきます。


長崎/菜の花こども園様・現地研修 約30名の先生方が参加し、笑顔と活気にあふれた学びの時間となりました。 先生同士が自然に声を掛け合い、考え、身体を動かしながら学ぶ姿からは 「保育は一人ではなく、チームでつくるもの」という空気が感じられました。

現地研修講師:川世祐莉
現地研修講師:川世祐莉

 現地研修では、「あそぶ」という最も子ども達にとって必要な共通ワードを通して、子ども達の伸ばしておきたい「生きる力」への理解と、その環境を作る先生方同士の、認め合い、許し合い、信じ合いの重要性を実践しながらお伝えしています。

 研修中は真剣な中にも、先生が子どものようにはしゃぎ、笑い、そしてアイデアを出していき、研修後には質問の列が出来るほどの意欲を見せてくれる。その姿に園の質の高さと今後の更なる保育の飛躍を感じることができました。

 前向きな先生のいる園で過ごす子ども達は幸せです。先生自身が挑戦を楽しんでいる姿は子ども達へそのまま伝染します。良いものも悪いものも子ども達はキャッチします

何を子ども達に受け取ってもらいたいか。その受け取った先の姿に、まずは先生がなって欲しい!

そのためにも先生が喜んで学びたいと思ってくれる充実した研修を今後も展開していきます。


現地研修を受けた先生たちの声


すぐに実践したい!

『これやってみたい!』と思える学びが多く、クラスでの実践が楽しみになりました。


保育の見方が変わる

遊びを通して子どもの個性を引き出すヒントが満載で、明日からの保育が楽しみになりました。


体験で理解が深まる 子どもの気持ちになって体験でき、オンラインでは味わえない学びと楽しさがありました。




UNOKYO通信7月号






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