大人にこそ必要な「非認知能力」──幸福度研究と右脳ブルーミング講座
- unokyo本部

- 9月18日
- 読了時間: 5分
更新日:10月3日
非認知能力とは?なぜ今、大人に必要なのか
「非認知能力」という言葉を耳にしたことはありますか。
これは、学力テストなどで数値化できる「認知能力(IQや学力)」とは異なり、
意欲
忍耐力
自己肯定感
協調性
感情のコントロール
創造力
といった「数値では測りにくい心の奥にある力」のことを指します。
ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン教授の研究によって、2000年代以降、教育界で注目されるようになりました。
世界的にも広まっている彼の研究は 「学力よりも非認知能力が将来の所得や幸福度、社会的成功に大きな影響を与える」 ことを示しています。
子どもの教育現場ではすでに重要視されてきましたが、実は大人にこそ必要な力。むしろ 社会に出てからキャリアを積み、人とつながり、幸せを感じるための土台は、まさにこの“非認知能力”なのです。
大人の非認知能力が注目される背景
現代の多くの大人は、「心の余裕がない」「自分を認められない」「人間関係に疲れる」といった悩みを持っています。
感情がうまく扱えなかったり、柔軟な考え方ができなかったりすることで、人との信頼関係を築けず、鬱やメンタル不調、孤立感につながるリスクも高まります。
これらは「心の力=非認知能力の不足」から起こる問題でもあります。AIが急速に発展する今、単なる知識やスキル以上に大切なのは、感じる力・つながる力・しなやかに生き抜く力 なのです。
内閣府が示す「幸福度と非認知能力の関係」
内閣府は2011年から「国民生活の質に関する研究」を進め、2019年には「幸福度指標試案」を発表をしました。そこでは、GDPや収入といった経済的豊かさに加え、
人間関係の質
自己肯定感
生きがい
心身の健康
といった要素が幸福度を左右することが明らかになっています。
これらはまさに「非認知能力」に深く関連するスキルです。
また地方自治体でも、幸福度を政策の柱に据える取り組みが広がっています。
例えば、
滋賀県:2011年から「県民幸福度調査」を開始。2020年には「幸福度を政策指標に反映」する取り組みを全国に先駆けて導入。
福井県:「幸福度日本一」を掲げ、教育・子育て・働きやすさを軸に施策を展開。
これは、もはや経済的な豊かさだけでは幸せになれないという認識が社会全体に広がっている証拠ではないでしょうか。
国際比較:「World Happiness Report」が示す日本の課題
国連が発表する「World Happiness Report」では、北欧諸国が上位を占めています。
彼らの幸福度を支えているのは、経済よりも「社会的つながり」「信頼」「自由度」といった非認知的要素です。
一方で日本は、2025年版の幸福度ランキングで55位。
経済や健康面では高評価を得ているにもかかわらず、
自由度
将来への希望
人とのつながり
といった分野が低く、全体の幸福度を押し下げています。
特に10代〜20代の「自己肯定感の低さ」はOECD諸国の中でも最低レベル。
大人になっても前向きに生きる力が十分に育まれていないことを示しています。
日本の課題は「物質的な豊かさの不足」ではなく、「心の力=非認知能力の不足」かもしれません。
また、未来の教育の方向性を示した「Education 2030」では、知識よりも“社会情緒的スキル”を育てることが重要としています。
自己調整力
協調性
好奇心
レジリエンス
これらは私たち大人の幸福度やキャリア形成に直結する力です。
世界経済フォーラム(WEF)「Future of Jobs Report」
でも、「2030年に必要とされるスキル」として、
創造性
問題解決力
共感力
柔軟な思考
を挙げています。これらもAIでは代替できない 非認知能力の中核 です。
UNOKYOの「右脳ブルーミング講座」
こうした国際的な研究や教育を背景にUNOKYOが開発したのが「右脳ブルーミング講座」です。もともと大手企業や多様な業界での研修で採用されてきたメソッドを、一般向けに進化させました。
体感8割・学び2割の実践型ワーク を通じて、
感情を整える
自分を肯定する
柔軟に発想する
人とつながる
といった非認知能力を、右脳と左脳のバランスを取りながら、自然に育んでいきます。
📌 ブルーミング講座は3つのコースで学びながら体感できます
❶ タネまきコース(ベーシック/3ヶ月)
自己肯定感を育み、“自分らしさ”の土台をつくるコース
❷ はなさくコース(ベーシック.アドバンス/6ヶ月)
想像力や行動力を開花させ、夢や目標をカタチにするコース
❸ はぐくみコース(ベーシック.アドバンス.キッズアプローチ/12ヶ月)
自分自身や子どもの非認知能力を育む関わり方を学ぶコース
講座の特長とご感想
体感型ワーク中心
五感を使う実践的なワークが多く、変化をその場で実感できます。
専門家による指導
専門家が、一人ひとりに寄り添いながら進めます。
学びやすい環境
昼と夜の部を用意。オンラインZOOMで双方向のやり取りができ、音声講座で復習も可能です。
「仕事のモヤモヤが整理され、行動に移せるようになった」
「子どもへの声かけが変わり、関係が穏やかになった」
「自分の気持ちに寄り添えるようになり、迷いが減った」
どの講座も体感を伴う内容のため、気付きに深みがあり、感情が動く時間になっています。
だからこそ、受講後の確かな変化へと繋がっているのでしょう。


教育者や支援者が体感する価値
UNOKYOのもつ様々な講座はすでに、学校の先生、保育士、幼稚園教諭、教育関係の経営者の方々に体感いただいています。
「自分の非認知能力を育てることが、子どもとの関わりに直結する」
「支援者である自分が整うことで、教育の現場に余裕が生まれた」
「大人自身が学び直すことの価値を実感できた」
教育者としてだけでなく、一人の大人としての成長を支え、幸せに生きる講座として、多くの支持をいただいています。
大人が変われば、子どもも社会も変わる
非認知能力は子どもの教育で注目されてきましたが、今こそ必要なのは 大人が非認知能力を育て直すこと。
内閣府やOECD、WEF、国連の研究が示すように、これからの幸福度やキャリアは「心の力=非認知能力」にかかっています。
右脳ブルーミング講座は、その力を 実際に体感しながら育てられる唯一のプログラム。教育者として、支援者として、そして一人の大人としての価値を高める学びがここにあります。
未来を生きる子どもたちのために。まずは私たち大人自身が「幸福度を高める力=非認知能力」を手に入れませんか?

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