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「ルールを守らせる」はもう古い?社員が自ら動く職場は、”聴く力”から生まれる

更新日:8月8日

企業経営者・人事担当者の皆様へ


「若手社員がなかなかルールを守ってくれない」

「毎年、新入社員と同じ数の退職者が出て、常に人手不足に悩んでいる」

「社内のコミュニケーションが滞り、業務が非効率になっている」



もしかしたら、このような課題に日々頭を悩ませていらっしゃるかもしれません。

社員の育成や組織の活性化は、企業の未来を左右する重要なテーマです。

しかし、これまでの「指導」や「管理」だけでは、もう限界を感じていませんか?



社員が自ら考え、行動し、輝く組織をつくるには、何が必要なのでしょうか?



本日は、大手鉄道会社のグループ企業様での研修事例を通して、そのヒントと、社員が「自ら動きたくなる」組織づくりの秘訣をご紹介します。



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大手鉄道会社のグループ企業様にて、管理職向けコミュニケーション研修を実施



2025年7月24日、私たちは、大手鉄道会社のグループ企業様にて、所長、支店長、役員(取締役、社長含む)計16名を対象にした、管理職向けのコミュニケーション研修を実施いたしました。


今回ご依頼をいただいた同社が抱えていたのは、まさに冒頭で挙げたような課題でした。


単なる「マナー指導」や「規律強化」では限界がある。


そう感じていたご担当者様が、UNOKYOの「感性と論理のバランスを重視した実践的研修」にご共感くださり、今回の研修が実現しました。



本研修のタイトルは、


「管理者が変われば現場が変わる ~やる気を引き出す聴く力~」


聴いてほしいと思わせるには、聴いて欲しくないことを聞かない



 私たちが重視したのは、社員が「この人には話したい」と感じるような管理者になるための「傾聴力」です。この力に特化することで、現場が抱える根本的な課題にアプローチしました。



「関係性の質」を高めることが、現場を変える第一歩


 現場で、“ルールが自然に守られる”状態をつくるには、社員と管理職の「関係性の質」を高めることが不可欠です。信頼関係がなければ、どんなに素晴らしいルールも形骸化してしまうからです。


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そこで、本研修では以下のようなステップで進行しました。



・管理職の「聴く力」がなぜ現場改善につながるのかを理解する


・相手が「この人には話したい」と思う傾聴テクニックを体験する


・自身の関わり方を振り返り、すぐに実践できる行動へと落とし込む




UNOKYOの研修は、このインプットとアウトプットを繰り返すことで、現場に直結するスキルとして「腑に落ちる」プログラム構成を大切にしています。


単なる知識で終わらせず、現場での行動変容を促します。




「聴くこと」にこんなにも力があるとは思っていなかった


 研修後には、研修の確かな効果を物語る参加者の皆様から熱量の高いフィードバックをいただきました。その一部をご紹介します。



  • 社員が辞めるのは環境の問題。まずは管理者である自分が変わる

  • 風通しの良い営業所づくりに向けて、コミュニケーションの質を高めたい

  • 社員の悩みに寄り添う姿勢をもっと持ちたい

  • 「聴くこと」にこんなにも力があるとは思っていなかった

  • 今後、どんな場面でも「聴き上手」でいたいと思える内容だった


  • 新時代のリーダーシップを開発する研修だった

  • 「今すぐ実践できる」内容で良かった

  • コミュニケーションの奥深さに気づけた、有意義な時間だった

  • 自らを変える勇気をもらえた



 これらの声から、これまで意識してこなかった傾聴の効果に対しての驚きと、自分を変えることへの意欲や決心が伺えます。


研修が単なる知識提供に留まらず、参加者の意識と行動に大きな変化をもたらすような影響を与えた証と、私たちは受け止めています。




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また、講師の印象についても、


 ・吸い込まれるように聞き入ってしまった。話し上手で人を惹きつける

 ・清潔感があり、柔和な語り口が印象的

 ・落ち着いたトーンで説得力がある

 ・相手の思いに沿った伝え方で、非常にわかりやすかった



と好評のお声をいただき、管理職や役員の方々が受け入れてくださったことに嬉しく思いました。




管理職こそ「学び直し」が求められる時代に


現在の管理職層は、若手時代に「コミュニケーションを学ぶ」という文化に触れる機会が少なかった世代でもあります。

だからこそ今、「伝え方」「聴き方」「関係づくり」を学び直すことが、組織全体の変化につながるカギになると、UNOKYOは考えています。


鉄道業界において「安全教育」は変えてはいけない部分ですが、「人との関わり方」は時代に合わせて変える必要があります。

その気づきを持っていただくことが、今回の研修の最大の目的でした。



UNOKYOの研修は、単なる知識提供ではなく、「現場で、今すぐ試してみよう」と思える実践性を重視しています。

参加者が無理なくスムーズに取り入れられるよう、心理的ハードルを下げながら、丁寧かつわかりやすくお届けしています。



「なぜ、この人のためなら頑張りたい」と思われるのか?


それは、「ルールを守らせる」ための指導ではなく、 「この人のためなら守りたい」と思わせる関係性づくりにあります。



そのための第一歩として、管理職自身のコミュニケーションをアップデートするお手伝いを、今後も続けてまいります。


貴社の組織が抱える課題解決に向けて、コミュニケーションの視点からアプローチしてみませんか?


ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

貴社に最適な研修プランをご提案させていただきます。






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